ウズベキスタン選手の胸元に、なぜ「て」の文字があるの？
2021年7月23日に開幕した2020東京オリンピック。
（そして2022年の北京冬季オリンピックでも）
柔道やボクシングでメダル獲得を狙う「ウズベキスタン」選手団のユニフォームが話題です。
なんと、胸元には謎の「て」の文字がデザインされているのです。
どう解釈しても、日本語で「て」としか見えません。
ウズベキスタン選手のユニフォームは、なぜ「て」と書いているのか、理由は何なのでしょうか。
追記：2022北京冬季オリンピックでも、「て」のユニフォームが話題になりましたね！
【画像】ウズベキスタンの選手、ユニフォームの胸元に「て」？
2020東京オリンピックに向けて、7月12日から来日したウズベキスタン選手団（柔道）。
合宿地の京都府舞鶴市では、選手のユニフォームがすぐに話題になったそうです。
その理由は、もちろん「て」の文字。
しかも合宿地では、ウズベキスタン選手の胸元だけではなく、あちこちで「て」のオンパレード。
ホストとなった舞鶴市では、ウズベク選手団と「て」の画像を紹介しています。
「て」散りばめTシャツに、「て」サンダル・・・。
なかなか前衛的なデザインでしょうか、どうでしょう。
【チェック！】ユニフォームのデザインが話題といえば、女子ビーチバレーの「水着ビキニ」の謎も・・・
ちなみに、ボクシングのウズベク選手団は、ダイナミックバージョンの「て」ユニフォームです。
ウズベキスタンと「て」、何の関係があるのでしょう。
謎は深まるばかりです。
ウズベク選手団の「て」、剣の意味があった？
ウズベキスタン選手団ユニフォームの「て」。
なんと全国紙「産経新聞」が取材していました。
それによると、
- 「て」は、日本語のひらがなではなく、数字の「７」
- 2019年に誕生したウズベキスタンのアパレルブランド「７（セーブル）」のロゴ
- 「７」は数字であると同時に、「剣（セーブル）」の意味もある
- 2020東京オリンピックでは、ウズベキスタンの正式ユニフォームに採用された・・・
（参考：産経新聞2021.7.19）
なるほど、そうだったのですね！
ウズベク選手団が着用している「て」ユニフォームのタグ画像がこちら。
ちなみに、ウズベキスタン産の素材で作られた生地で、選手たちにも好評なんだとか。
英語での表記もあるので、いずれは世界進出も視野に入れたアパレルかもしれませんね。
2020東京五輪、ウズベキスタンは何の競技に出場する？
中央アジアに位置するウズベキスタン共和国。
今回の2020東京オリンピックでは、92名もの選手団を送り込んでいます。
メダルを期待されているのは、ユニフォーム「て」で話題になった柔道にボクシング、そしてテコンドーなど。
またウズベキスタンは、新体操でも世界的な実績を積んでいます。
さらには、44歳で8回目のオリンピック出場権を獲得したオクサナ・チュソビチナ選手（女子体操）も、ウズベキスタンですね。
同じアジア圏域の国として、ぜひ活躍を期待したいものです。
【ウズベク選手団のユニフォーム】なぜ胸元に「て」の文字？何の意味があるかまとめ！
ウズベキスタンの選手団のユニフォームの胸元には、そろって「て」の文字が・・・。
なぜ日本語の「て」がウズベキスタン人の胸にあるのかと調べてみると、
- ウズベキスタンの国内で生まれたアパレルブランドのロゴ
- 数字の「７」と剣の二つの意味がある
- ウズベキスタン産の素材で生産され、ナショナルチームの公式ユニフォームに採用された・・・
「て」ユニフォームを取材した産経新聞に対し、ウズベキスタン選手団からはこんな回答があったそうです。
「『７』をデザインして、奇跡的に日本語の『て』と同じになりました。日本と手と手を結んで交流が進めば・・・」
出典:産経新聞（2021.7.19）
このウズベキスタン製「て」Tシャツ、もし売り出されれば流行るかもしれませんね。
