ジャニーズ事務所の人気デュオ「KinKi Kids」のメンバー、堂本剛(どうもと つよし)さん。
現在はアイドルに収まらず、シンガーソングライターとしても活躍中です。
そんな堂本剛さんは、2022年7月2日放送の番組「マツコ会議」に出演。
自ら歌詞や曲を作るようになって20周年を迎え、現在までのエピソードを語っていますが・・・。
堂本剛さんの元気な姿を見ると、何だかホッとする・・・。
なぜなら堂本剛さんといえば、今まで何度も体調不良が報道されてきました。
2024年現在は、病気は良くなったのでしょうか?
堂本剛さんのこれまでの病歴や現在の病状、コンサートで倒れたのはいつでどんな状況だったか。
そしてヘッドホンが手放せなかった理由など、堂本剛さんの病気や経過をまとめました。
【2024年現在】堂本剛はまだ病気?
【堂本剛のプロフィール】
- 名前: 堂本 剛(どうもと つよし)
- 本名: 堂本 剛(どうもと つよし)
- 生年月日: 1979年4月10日(2024年現在は45歳)
- 出身: 奈良県奈良市
- 所属デュオ: KinKi Kids(相方は堂本光一)ジャニーズ事務所
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小学6年生でジャニーズ事務所に入所し、1994年にKinKi Kidsを結成した堂本剛さん。
アイドル活動と並行し、俳優としてもあっという間に大ブレイクしました。
その後、シンガーソングライターの実績も積んでいったのですが・・・。
パニック障害や過呼吸(過換気症候群)、そして突発性難聴(左耳)で苦しんでいたことを公表しています。
一時はコンサートの中止や活動休止もあり、堂本剛さんの病状は、かなり深刻な状況だったことが報じられていました。
では2024年現在の病状は、どんな状態なのか。
堂本剛さんの発言を紹介しましょう。
まずパニック障害と過呼吸(過換気症候群)については、現在は落ち着いているそう。
出演している2022年4月2日放送のラジオ「堂本剛とFashion&Music Book」では、パニック症と診断されたリスナーの悩みをピックアップ。
自分の症状は現在落ち着いているとした上で、こんな体験談を明かしています。
堂本剛: 僕は(薬は)嫌いだったので、ちょっと長引いたのかもしれない。(中略)でも風邪を引いたら風邪薬を飲むのと一緒です。飲んで、少しでも安心するんだったら、飲めばいいと思う。(中略)
情けないなと思うこともないし、絶対に治るから何も心配しないでいいよっていうのは言ってあげたい。
出典:bay FM「堂本剛とFashion&Music Book」(2022.4.2放送回の堂本剛の発言より)
ただ突発性難聴については、2024年現在も完全には治っていない様子。
2022年2月14日放送のラジオ「レコメン!」では、堂本剛さんが今の状況について語っています。
・2017年に発病してもう5年だけど完治はしていない
・左耳だけちょっと低く聞こえる
・体調によっては耳が痛くなる
出典:文化放送ラジオ「レコメン!」(2022.2.14放送回で堂本剛の発言より)
ちなみにこの放送回の話題は、ジャニーズ事務所の後輩、早乙女光(Hey!Say!JUMP)さんのこと。
早乙女光さんも、突発性難聴のために2022年1月に活動休止を発表しています。
堂本剛さんは、同じ病気を発病した経験者として、早乙女光さんに寄り添ってあげたいと語っていました。
現在でも、体調が万全とは言えない状況の堂本剛さん。
今までの病歴について、振り返ってみます。
堂本剛の今現在までの病歴は?
【堂本剛の病気①】パニック障害・過呼吸
2003年5月、24歳のときにパニック障害と過呼吸(過換気症候群)を公表した堂本剛さん。
ですが実際は、KinKi Kidsとしてデビューした当初から、過呼吸に悩まされていたそう。
そして15歳(1994年)には、既にパニック症候群と診断されていたのでした。
【パニック障害とは?】
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強烈で、自分ではコントロールできないと患者は感じてしまうものです。
出典:厚生労働省「パニック障害・不安障害」
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【パニック障害の診断を受けた頃の堂本剛さん】
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当時の堂本剛さんといえば、ドラマ「金田一少年の事件簿」シリーズなど、俳優としても大忙し。
しかもバラエティ番組への出演で、身体を張ったロケも多かったのだとか。
実は高所恐怖症だったにも関わらず、スカイダイビングやジェットコースター試乗といった企画も断れなかったそうですね。
堂本剛さんの自著「ココロのはなし」では、
10代の頃の記憶がほとんどないんです
と、語っています。
ちなみに堂本剛さんが一番辛かったと明かしたのは、10代後半~20代前半にかけての時期。
本心から「楽しい」と感じていたにも関わらず、コンサートの途中に突然の動悸や呼吸困難感。
「死ぬかもしれない」という強い恐怖感がたびたび襲ってくるように・・・。
ただし、パニック障害と過呼吸の病名公表後も、芸能活動は休止しなかった堂本剛さん。
現在よりもメンタルケアに理解のない時代でしたから、本当にしんどい時期だったでしょうね。
【堂本剛の病気②】突発性難聴
パニック障害や過呼吸を抱えながら、芸能活動を続けていた堂本剛さん。
ですがついに、入院や活動休止に追い込まれたのは、この病気がきっかけでした。
それは、左耳の突発性難聴。
【突発性難聴とは】
突発性難聴は、突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる原因不明の疾患です。
音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)で、原因がはっきりしないものの総称。耳鳴りやめまいなどの症状を伴うことが多く、ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などがあると起こりやすいことがわかっています。
参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」突発性難聴
堂本剛さんの場合は、2017年6月に左耳の突発性難聴を発症。
その時はドラマの撮影中でしたが、突然の強い頭痛で倒れそうになったそう。
目の前にいる人の話し声を聞き取れず、自分のしゃべり声も反響して聞こえる状態。
すぐに1週間ほど入院し、その後も短期間ですが活動休止の状態となっています。
退院後も通院治療を続けていた堂本剛さんですが、12月には医学的な治療を終了。
ただしそれは「治った」のではなく、治療法がこれ以上は「ナイ」ということ。
東洋医学の鍼(はり)治療に切り替えたうえで、症状と付き合っていくと決めたそうです。
無茶すると(耳を)壊しちゃうだけ。
でも、多少の無理はしないと。
ちょっとの無理をして楽しかったなという気持ちが、いい作用を働かせればいいな
復帰後の2018年6月に出演したソロライブでは、堂本剛さんはこう語り、音楽活動は止めないと宣言していました。
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【堂本剛の病気③】うつ病だった?
堂本剛さんが公表している病気は、パニック障害・過呼吸(過換気症候群)・突発性難聴の3つだけ。
ただ、「うつ病」を心配する声やウワサが根強くあります。
その理由は、堂本剛さん自身がこんな辛い胸の内を明かしているから。
堂本剛: 心も壊しながら、ちゃんと治療する時間もないなかで、ずっと自分を励ましながらやってた部分が多いので。
出典:ラジオ「Kinki Kidsどんなもんヤ!」(2021.9.21放送回で堂本剛の発言より)
また堂本剛さんの自著の「ココロのはなし」では、10代~20代をこう振り返っています。
今では考えられませんけど、本当に死にたいと思ってね、生きていた時期もあって。でも根性もないし、怖くて死ねなくてくるしくて。で、毎日空を見て、涙を流して。本当の自分で生きたいのに、生きることが許されない。
出典:「ココロのはなし」(2014:堂本剛)
加えて、パニック障害を公表した2003年から数年間、かなり体重が増加した堂本剛さん。
激太りの理由は、「うつ病の治療で、抗うつ剤や安定剤を服用していたからでは・・・」と推測するコメントもSNS上にあります。
とは言え、堂本剛さん自身が「うつ病」を公表した事実はありません。
堂本剛が倒れたコンサートはいつ?当時の病名・状況は?
堂本剛さんは、体調不良でコンサート中に倒れたことがあります。
最も有名なのは、2003年5月に開催された「Dome F Concert」でのこと。
Yahoo!知恵袋では、当時参加していたファンから、こんな目撃談が投稿されています。
(堂本)剛君は開始早々に辛そうな感じで笑顔がありませんでした。ソロコーナーの時になかなか出てこなくて心配しました。
その後も帽子を目深に被り後ろを向いて歌ったりしていました。ダンスも踊れないところがあり、私の周りの人は皆心配していました。光一君は剛君を気遣って誰よりも走り、ファンを煽り、バックについていたKAT-TUNも一生懸命、ステージに出られない剛君をフォローしていました….
出典:Yahoo!知恵袋(「堂本剛さんのパニック障害が起きたコンサートについて」)
そしてこのコンサートの直後、2003年5月にジャニーズ事務所のオフィシャルサイト「Johnny’s web」で、堂本剛さんはパニック障害と過呼吸を公表しています。
ちなみに2000年に発売されたKinKi Kidsのムック本「どーもとモード」によると、2000年のコンサートツアーでも、堂本剛さんは過呼吸の発作を起こしていたそう。
堂本剛さんのパニック障害は、当時深刻な病状だったことが伺えますね。
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堂本剛がヘッドホンを使う理由は?現在は耳栓に変えた?
2017年頃から、ヘッドホンをつけたまま歌番組に出演している堂本剛さん。
その理由はシンプル。
音を遮断して、耳を刺激しないことで、突発性難聴の症状を抑えるためです。
ちなみに堂本剛さんは、ヘッドホンに加えて「耳栓」も使っているそう。
音響障害があって、音がデカいとハウリングするような感じになる。
耳栓をしとくと軽減されて多少、(左耳も)使える
と、2017.6.7に東京で開催されたソロコンサートで語っていました。
ただ2020年以降は、堂本剛さんがヘッドホンなしで歌うことも・・・。
この画像は、2021年12月放送の音楽特番「FNS歌謡祭」に出演したKinKi Kidsのお二人。
生放送でしたが、堂本剛さんはヘッドホンをせずに、ヒット曲メドレーを歌いあげました。
完治しないと宣告されている突発性難聴ですが、少しずつ改善しているのかもしれませんね。
【まとめ】堂本剛の2024年現在はまだ病気?コンサートで倒れたときの病名やヘッドホンの理由は?
「KinKi Kids」としては、CDデビューから25周年。
シンガーソングライターとしても、活動20周年となる堂本剛さん。
一時は体調不良や病気で、ファンを心配させていましたが・・・。
- 堂本剛さんが公表している病気は、パニック障害・過呼吸・突発性難聴
- 明らかにしていないが、「うつ病」を匂わせるような発言も過去にあった
- パニック障害と過呼吸の症状は安定している様子
- 突発性難聴は完治せず、鍼治療を続けている
- パニック障害・過呼吸で倒れたコンサートは、2003年5月の「Dome F Concert」
- ヘッドホンを使うのは突発性難聴の症状を和らげるため
キラキラなアイドルだけでなく、独自の世界観で音楽活動を続ける堂本剛さん。
これからも身体を労わりながら、活躍してほしいですね。