戦場カメラマンとして有名な、渡部 陽一さん。
今は、どこで何をしているのでしょう。
米軍の撤退や、反政府勢力タリバンの台頭により、混迷を極めている中東アフガニスタン。
2021/8/15には、アフガニスタンの首都カブールも陥落し、今後の動向が注目されます。
アフガニスタン、中東の内戦、戦場・・・ときたら、連想するのはあのカメラマン。
そう、渡部陽一さんです。
一時期はテレビ出演に忙しく、「戦場に行かないカメラマン」なんて指摘されていましたが、めっきり見かけなくなりました。
ネット上では、「死んだ？」「死去・・・」などと検索されている痕跡もあります。
ところが最近、渡部陽一さんはツイッターで、アフガニスタンの状況を詳細にレポートしています。
え、もしかして今、アフガニスタンに滞在中？
戦場カメラマンの渡部陽一さん、2024年現在はどうしているのでしょう。
所在地や年収、「死去」疑惑の真相についてまとめました。
渡部陽一の2024年現在！プロフィールと経歴は？
- 名前： 渡部 陽一（わたなべ よういち）
- 生年月日： 1972年9月1日（2024年現在、52歳へ）
- 出身： 静岡県富士市
- 大学： 明治学院大学法学部
- 職業： フォトジャーナリスト、タレント
- 過去の取材地域： ルワンダ紛争、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、イラク戦争など130以上の国と地域
大学時代、旅行者として訪れたコンゴ民主共和国（アフリカ）で、ルワンダ紛争に遭遇した渡部陽一さん。
少年兵に襲撃され、身ぐるみはがされるも急死に一生を得ます。
ただ、帰国後にその話をしても、周囲は信じてくれなかったのだとか。
当時はインターネットも一般的でない時代。
報道頻度の低いアフリカの内戦の悲惨さは、日本では知られていませんでした。
この体験をきっかけに、渡部陽一さんは戦場カメラマンを志したそうです。
渡部陽一は今(2024)、どこにいるの？
2024年現在、渡部陽一さんは日本にいます。
ただ、2021年6月頃から、
「渡部陽一さんは、アフガニスタンで取材活動をしている・・・？」
と、SNS上ではウワサになりました。
その理由は、渡部陽一さんのツイッターです。
アフガニスタンの情勢について、詳細に「実況」するようなツイートを渡部陽一さんは投稿しているのです。
たとえば、こうです。
2021/8/16投稿
ガニ大統領は隣国に脱出。多数の外国人が国内に残されている状態・・・
出典:渡部陽一ツイッター
2021/8/17投稿
退避する市民がアメリカ軍監視下にあるハミド・カルザイ国際空港に殺到・・・
出典:渡部陽一ツイッター
2021/8/18投稿
国民がタリバーンの声を信じることは事実上皆無・・・
出典:渡部陽一ツイッター
渡部陽一さんは、こんなツイートを毎日、それも複数投稿しているのです。
渡部陽一さん本人は、アフガニスタンに滞在しているかどうか記載していませんが、文面は臨場感にあふれていますよね。
現にリプライコメントには、渡部陽一さんの身を案じるものも多くあります。
ついには、週刊誌が取材に動いたようですが・・・
所属事務所に問い合わせると「渡部は国内にいます」とのこと。
どうやらタリバンから攻撃される心配はなさそう。もっとも、一連のツイートは、渡部氏がこれまで戦場取材をしてきた知識や情報網の賜物なのは間違いない。これからも貴重な情報を期待したいところだ。
出典:東スポWEB（2021.8.19）
渡部陽一さんは、日本で過ごしていることは間違いないようです。
ツイッターだけで「アフガニスタンの臨場感」を出せるとは、渡部陽一さんに蓄積された経験や知識と、解説技術は健在のようですね。
そして2022年のウクライナ侵攻でも、Twitterを通して戦術分析や状況の解説が話題になっています。
【2024年現在】渡部陽一の年収は？
渡部陽一さんの現在の収入や年収も気になるところです。
フリーカメラマンの年収は、それこそピンからキリまで幅があります。
国家資格などない職業ですからね。
しかも渡部陽一さんは、コロナ禍の影響で取材活動を制限しており、カメラマン収入は激減しているとみられます。
ただ渡部陽一さんの場合は、かつてテレビ出演していたこともあり、知名度は抜群です。
2024年現在でも、定期的に講演会の依頼を受けている様子です。
講演会の出演料は、本人の名前が全面に出る場合、数十万円から１００万円以上が相場。
渡部陽一さんの場合、講演料だけでも、年収では数百万円レベルでしょう。
また、少なくなったとはいえ、現在でもラジオやテレビ番組にレギュラー出演している渡部陽一さん。
【2024年現在、渡部陽一さんのレギュラー番組】
- テレビでアラビア語（NHK Eテレ）
- 昼めし旅～あなたのご飯見せてください～（TX）
- 路線バスの旅（準レギュラー）（BS-TBS）
- 聞きこみ！ローカル線 気まぐれ下車の旅（準レギュラー）（BSジャパン）
- 渡部陽一 明日へ喝！（ニッポン放送）
さらに、既に出版された書籍の印税や、単発出演する（であろう）テレビ番組の出演料などもあります。
2024年現在の渡部陽一さんの年収は、１千万円を超える可能性が高いですね。
渡部陽一が「死んだ」疑惑はなぜ？
2010～2011年頃をピークに、テレビ番組への出演が激減した渡部陽一さん。
独特の語り口調や、「戦場カメラマン」という特殊な職業で目立っていただけに、メディア露出が減るだけで話題に。
それが、「渡部陽一さんが死んだ」説の真相です。
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ちなみに渡部陽一さんは、テレビ業界から干された事実はありません。
テレビ出演については、渡部陽一さんは、その目的をしっかり認識していたそうです。
それは、
- 海外への取材活動費を稼ぐ
- 戦場カメラマンの知名度を上げる
- 戦場ジャーナリズムに関心を持ってもらう・・・
そしてこれらについて、目標がある程度達成されたので、渡部陽一さんはテレビに出るのを減らしたのです。
2009年には結婚し、2010年には長男が誕生した渡部陽一さん。
取材には、「家族が第一。人生における優先順位がはっきりした」とも語っています。
その結果、危険な戦場の最前線に出向く機会は少なくなった様子です。
戦場「カメラマン」としての活動が減ったことも、渡部陽一さんの「死亡説」に拍車をかけたかもしれませんね。
【戦場カメラマン】渡部陽一の2024年現在！所在地や年収、死去疑惑までまとめ！
米軍の撤退やタリバンの勢力拡大など、不安定な情勢が伝えられている中東地域。
そうなると、思い出されるのは、「戦場のカメラマン」渡部陽一さんです。
渡部陽一さんは、アフガニスタンで取材しているのでは・・・？
あるいは、ウクライナにいる？
ツイッターに投稿される「詳細な実況解説」から、そんなウワサもありましたが、現在の渡部陽一さんは日本にいます。
年収は恐らく安定しており、「死亡説」はデマです。
実際に戦場に出向いていなくても、豊富な知識や体験を駆使し、ツイッター上で活躍する渡部陽一さん。
その解説技術で、テレビ出演が増えていくかもしれませんね。
