のん(能年玲奈)さんの現在の収入が1億円を超えていると、一部週刊誌で報じられました。
そして、東京都内のタワーマンションにお住まいなんだとか。
のん(能年玲奈)さんと言えば、2016年に事務所を独立。
その際に契約を巡るトラブルなどで、本名の能年玲奈を名乗ることが出来なくなりました。
ここ数年は、のん(能年玲奈)さんを民放テレビではほとんど見かけませんが、本当にそんな高収入(1億越え!)なのでしょうか。
2024年現在の収入源やそれを支えるマネージメント会社についてまとめました。
のん(能年玲奈)の現在の収入源は何?
のん(能年玲奈)はCM女王?
のん(能年玲奈)さんは、実は数多くのCMに起用されています。
2021~2024年現在まで採用されたCM出演だけでも、なんと9本以上!
内容を見てみると・・・
- 警視庁(令和3年「110番の日」イメージキャラクター )
- ゴディバ(2021 バレンタイン コレクション 「きらめく想い」)
- 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(「スマ電CO2ゼロ」)
- 東京消防庁(「春の火災予防運動ポスター」)
- 岩手県(復興道路ポスター)
- ラスクル(「納品日指定」篇,「アイテム拡大」篇(A),「アイテム拡大」篇(B),「都度印刷」篇)
- 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(「スマ電CO2ゼロ」)
- 光インターネットサービス(「スターキャット光」のCM)
- アダストリアグループ公式WEBストア(「.st(ドットエスティ)」の新CM)ほか
出典:マルコメ株式会社
ちなみに、2020年は計17本ものCMに新たに出演しました。
内容は、こちら。
- 建設業労働災害防止協会(令和元年度 建設業年度末労働災害防止強調月間ポスターモデル)
- 恋活・婚活マッチングアプリ(「Omiai」新アンバサダー)計2シーズン
- 小学館「おいしい小説文庫」(初代アンバサダー)
- 就活支援トラストグロース(「ニュース編」,「面接編」)
- 小田急・相鉄線沿線最大のプロジェクト(「センドリームプロジェクト」)
- ネッツトヨタ広島(ブランドアップキャンペーンCM“ 第2弾)
- JR西日本(「ホーム転落防止キャンペーン」動画)
- JA全農いわて(「いわて純情米」)
- 厚生労働省(令和2年度最低賃金額周知広報)
- 兵庫県警察本部(全国地域安全運動PR動画)
- 不正商品撲滅キャンペーン動画(「オリジナルを守ろう!」)
- 岩手銀行(学費ローン編,デビットカード編,アプリ編,海女編)
- 岩手県産米(「金色の風」新CM)
- マルコメ株式会社(「プラス糀 糀甘酒」と「プラス糀 糀甘酒LL 」)
わお!
予想していたよりも、ずっと多いです。
ちなみに、のん(能年玲奈)さんの出演するCMには、ウェブCMがいくつもあります。
またテレビCMであっても、全国的に放映されるものは少ないです。
ただし!
政府機関や地方自治体、銀行や農協(JA)、JRなど、お堅い団体が多いのにお気づきでしょうか。
考えられる理由はふたつです。
- 本人に知名度が高ければ、大手芸能事務所にこだわらない。
- スキャンダルは絶対にNG。
さらに、こんな指摘もあります。
(のん(能年玲奈)の)公式サイトを見ると、岩手県の『復興道路ポスター』や、東京消防庁の『春の火災予防運動ポスター』に起用されるなど、おカタイところからの仕事が多い。
どうやら、そういうところの担当者はNHKの朝ドラを視聴している人が多く、のんが能年玲奈名義で主演していた『あまちゃん』のファンが多かったようでオファーが舞い込んでいるようだ。(広告代理店関係者)
出典: @niftyニュース
出典:NHK連続テレビ小説「あまちゃん」
確かに、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に主演し、知名度は抜群。
もちろん演技力も折り紙つきです。
事務所独立して以降は、恋愛や金銭などスキャンダルもありません。
加えて、地方の小さな会社や仕事も断らずに丁寧にこなしていたんだとか。
それはもちろん、出演料が少なくても引き受けることも意味します。
「出演料が安く、顔が知られているため、瞬く間に広告界で評判になったそうです。
その後、ロート製薬やユニクロ、グーグル、ゴディバ、ラクスル、警視庁などと契約。
1本当たり最高でも1000万円。のんがその気になれば100万円からでも仕事を受けてくれると言われています」(事情通)
出典:日刊ゲンダイ(2021.3.31)
CM出演は、作成時の拘束時間が短くてもまとまった金額の利益につながる「おいしい仕事」です。
仮に1本100万円だったとしても、2020年のCM17本で1700万円。
ただ、さすがに全てを最低金額で引き受けるとは考えにくいです。
500万円平均だとしたら、8500万円ですか。
それに個人事務所なので、マネジメント手数料を除いて、収益はそのままのん(能年玲奈)さんの収入となります。
CM収入だけで数千万円~1億円近いのは確かでしょうね。
のん(能年玲奈)は、中国進出で成功した?
現在のん(能年玲奈)さんは、中国・台湾・香港でも人気が出ています。
きっかけのひとつは、2019年に出演したユニクロのCMだったと言われていますね。
のん(能年玲奈)さんは、日本国内でもユニクロCMに起用されていましたが、これが中国・香港でも放映されたのです。
そこで、「この女の子は誰だ!?」と話題になったのだとか。
また、これに先立ち2018年9月からロート製薬「肌ラボ(肌研)」の中国全土キャンペーンに採用されています。
中国・香港・台湾・マカオと中華圏で、テレビCMが放映されたり、全面広告のバスが街中を走りました。
日本よりもずっと人口の多い中国・中華圏です。
そこで流れるCMに起用されるということは、高額な出演料だけでなく、知名度を上げる絶好の機会を得たということにもなります。
それも爆発的なスケールメリットが期待できますよね。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は、中国や香港、台湾などでも放映されており、元々ある程度の知名度はあったのん(能年玲奈)さん。
これらCM起用も足がかりになったのか、2020年1月21日には、中国本土で公式ウェブサイトを開設しています。
試しにサイトも見てみましたが、中国のドメインやサーバを使用し、全て中国語で対応した本格的なサイトで、熱の入れようが伝わってきます。
ちなみに、中国版ツイッターWeiboで、のん(能年玲奈)さんのフォロワー数は4万人を超えているのだとか。
そして2021年旧正月には、中国語でメッセージも発信しました。
中国語もしっかり勉強されているんですね!
のん(能年玲奈)さんと言えば、シャイで人見知り。
日本でのインタビューやトーク番組では、朴訥と話す様子が定番でした。
もしかすると、中国語の方が流暢に聞こえるような・・・。
今はコロナ禍で往来は制限されていますが、これが解除されたときが見物です。
CMだけでなく、歌手や舞台の仕事も増えていくのではないでしょうか。
TVを干されても、のん(能年玲奈)が復活できた理由は?
のんは映画監督にも挑戦(「リボン」撮影現場)出典:のんInstagram
民放地上波テレビでは見かけないものの、のん(能年玲奈)さんは、CMに多く起用され、1億円を超える収入もあり得ることがわかりました。
大手芸能事務所から離れ、個人事務所を設立したのん(能年玲奈)さん。
これだけの活躍を支えたのは、「株式会社スピーディ」の存在でした。
株式会社スピーディとは、企業のブランディングを扱うコンサルト会社です。
のん(能年玲奈)さんとの契約について、(株)スピーディの福田淳代表は、インタビューでこう話していました。
最初にお話をいただいた時に、のんには個人事務所を設立することを勧めました。
個人事務所「non」とスピーディ社が独占的にマネジメント契約を結ぶ、アメリカ型のエージェント方式をとっています。
僕は人を支配したくない。僕の働きが悪かったら、nonはスピーディとの契約を破棄すればいいんです。
そうすることで様々な契約金額も透明にできる。「契約書なんてなくていいんだ」という事務所もありますが、そういう不明朗なことは、21世紀には許されません。
BuzzFeed News(2019.7.27)
大手芸能事務所は、売れない時代からタレントを育て、人気が出てから回収するもの。
その方法だからこそ、芸能界で成功したひともいます。
まあ、のん(能年玲奈)さんも、その恩恵を受けたことは否定できないでしょう。
中学1年生ののん(能年玲奈) 出典:二コラ
2006年ファッション雑誌「二コラ」の専属モデルになり上京したものの、鳴かず飛ばずだったのん(能年玲奈)さん。
2012年のカルピスウォーターCMや2013年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」起用まで、ブレイクにかかった期間は、実に5年以上なのです。
その間も所属事務所は、食事付きの寮を用意し、レッスンを提供し、お小遣いとして5万円ほど渡していたのだそうです。
さらにカルピスウォーターCMの件については、当時の所属事務所の社長の後押しが強力にあったと、週刊誌などで報じられました。
でも、それはそれ、これはこれでしょうかね。
ブレイク後したのん(能年玲奈)さんは、仕事を自由に選べなかったり、報酬・収入の配分などで折り合いがつかないことを理由に前所属事務所と対立。
在籍中から仕事を回されなくなり、独立後もTVドラマなどには、出演の機会を絶たれてしまいました。
ちなみに民放地上波のテレビドラマは、2014年の「世にも奇妙な物語’14春の特別編」を最後に一度も出演していません。
しかし知名度や演技力など、女優・タレントとしての実力を積み上げていたのん(能年玲奈)さん。
地上波のテレビで干されたなら、CM業界へ。
日本だけでなく、中国・アジアへ。
(株)スピーディと二人三脚で、のん(能年玲奈)という女優・タレントのブランディングを行い、需要を掘り起こすことに成功したというわけです。
声優や絵を描くこと、映画を監督すること、歌手としての活動・・・。
CMの収入に比べれば少ないでしょうけども、のん(能年玲奈)さんの活動はどんどん広がっています。
その裏には、(株)スピーディという新しいビジネスマインドの会社との出会いがあったんですね。
まあ、前所属事務所も言いたいことはたっぷりありそうですが・・・。
のん(能年玲奈)の年収は、億越えレベルなのか?
2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、お茶の間の人気者になったのん(能年玲奈)さん。
しかし2014~2016年の所属事務所からの独立騒動を経て、地上波民放テレビでは、ぱったりと見かけなくなりました。
毎年の3.11東日本大震災の時期には、NHKの特集番組に出演するものの、消え入りそうな声でたどたどしく話す姿ばかり。
如才なく愛想を振りまく女性タレントの横で、田舎からでてきたばかりのお嬢さんのようでした。
でも!
現実には、のん(能年玲奈)さんは天才肌の女優なのです。
役がついてお芝居が始まれば、がらりと変わるんでしょうね。
そしてスキャンダルはなく、透明感のある美人です。
改めて調べてみると、
- CM契約数は、新規契約分だけで数千万円~1億円を超える収益と推定される
- 日本国外、特に中国(中国・香港・台湾・マカオ)でも人気が出ている
- 企業ブランディングを得意とするコンサル会社がマネジメントをしている
つまり、のん(能年玲奈)さんは、2020年~2024年と年収・収入は1億円以上の可能性が高いです。
コロナ禍で国外との往来が制限されていますが、これが解除されたら、海外から一気に再ブレイクするかもしれませんね。