アントニオ猪木さん(享年79歳)が2022年10月1日に自宅で死去したことが発表されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
アントニオ猪木さんといえば、2020年頃から入退院を繰り返していることが話題に。
リハビリする様子を公開した自身のYouTubeでは・・・。
頬がこけた顔
上半身が自由にならず、リハビリを受ける姿
身体はやせて、身長が縮んだようにも見えました。
当時テレビのワイドショーでも、取り上げていましたね。
元気があれば、何でもできる!
みなさん、元気ですかーーー!?
とにかく元気印でお馴染みだったアントニオ猪木さん。
何の病気で入院していたのでしょう。
また闘病のきっかけや死因は?
アントニオ猪木、入院の理由は?
アントニオ猪木さんがYouTubeで語ったり、インタビューで答えたところによると、
2020年当時は、腰痛で入院していました。
でも、腰痛にもいろいろあります。
ぎっくり腰や神経症、尿路結石や腎臓病。
さらには、がんの骨転移・・・。
猪木さんの場合は、何の病名がついているのでしょう?
過去に公表された入院歴から考えると、腰椎すべり症の可能性が高いです。
闘病とリハビリ中といえば、神田うのさんの夫も・・・↓
アントニオ猪木は、腰椎すべり症で、闘病・入院生活を繰り返していた?
【アントニオ猪木のプロフィール】
- 名前: アントニオ猪木
- 本名: 猪木 寛至(いのき かんじ)
- 生年月日: 1943年2月20日(享年79歳)
- 出身: 神奈川県
- 職業: プロレスラー、実業家、政治家
アントニオ猪木さんは、過酷なプロレス競技生活の後遺症で、長く腰痛を患っていました。
そして2000年代からは、入退院と手術を繰り返していたのです。
たとえば2009年9月には、腰椎すべり症で3週間の入院をしています。
その際に受けた手術は2回。
しかもそのうちの1回は、13時間を超える大手術でした。
更にその2か月後、2009年11月~12月に5~6時間にも及ぶ再手術を受けています。
その時は、術後は2週間ほどの入院。
猪木さんが入院している間、予定されていたイベントがキャンセルされたことから、
重病らしい
余命が短い?
世間では、そんなウワサがささやかれました。
でも、退院してきた猪木さんは、それを笑って否定。
驚異的な体力で回復した!
元気があれば、何でもできる!!
そんな風にテレビでは豪語していたのです。
ところが、その後も腰痛での入退院は続きました。
大きなものだと、次はコレです。
2018年9月に北朝鮮を訪れた際、羽田空港に現れた猪木さんは車イス姿でした。
実は訪朝の前月、8月に再び入院。
腰の手術を受けていたのです。
その時の病名も、腰椎すべり症。
この時の入院と手術について、猪木さんは後でこう語っています。
今回の手術前に、レントゲンでオレの脊髄をみたら、何年か前に首の手術しているでしょ、この時は13時間も手術にかかりまして、今度、腰のところでしょ、脊髄の全部が骨を削ったり、もう大変なことになっているんですよ。もう手術はしたくないっていうところが本音です。
スポーツ報知2018.10.29より
2021年の入院も、「腰椎すべり症の悪化」ではないでしょうか。
でも。
友人が言いました。
腰痛ぐらいで、あんなぐったりする?
全然動けないみたいじゃん?
アントニオ猪木の病名、腰椎すべり症とは?
腰椎すべり症とは、その名の通り、腰の骨がずれてしまう病気です。
骨と骨のつなぎ目がズレることで、中を通っている神経を圧迫。
その結果、強いしびれや腰痛、坐骨神経痛などの辛い症状が出ます。
そして病気が進行すると、歩けなくなる患者さんも多いです。
(参考:(公)日本整形外科学会)
ちなみに長年の激しい運動やスポーツで、腰骨が疲労骨折してしまうことも、原因のひとつです。
猪木さんは、体格も大きいし、結果として体重も重いです。
背骨や腰骨にかかる力も、小柄な人よりも強い。
そしてあの、全身を強打したり、無理な体勢が強いられるプロレスのパイオニアです。
身体への負担も、相当に大きかったことでしょう。
重度の腰椎すべり症を発症し、動きがままならないとういことも、あり得る話なのです。
アントニオ猪木は、「余命が短い説」が流れていた
2009年に3週間の入院をしたときに流れたウワサは、
「アントニオ猪木は、余命3か月らしい」でした。
もっともこれは、猪木さんが当時関わっていたプロレスの興行や話題作りの一面もあったようです。
ちょうどその頃、新日本プロレスの中邑真輔氏が猪木さんに対戦要求をしていたのです。
そのやり取りを盛り上げるため、誰かが意図的に流したウワサでは?
こんな声もあったのでした。
そして、今回です。
YouTubeの動画に映し出された猪木さんは、とても弱弱しく見えます。
しかもネット上には、こんな書き込みもありました。
でも!
猪木さんが公開したのは、リハビリ風景だけではありません。
こんな動画も発表しています。
ややぎこちなさはあるものの、発語はしっかりしています。
肩と手すりの位置から推測して、車イスに座っているようですが、上半身がふらつくこともありません。
いつも斜め上の行動で、我々を飽きさせないアントニオ猪木さん。
突然イスラム教に改宗したり(「心は仏教徒」と発言したり)、
「永久電気用」発電機を開発したり(でもこれは失敗)、
総理大臣に止められても、北朝鮮に遊びに行っちゃう猪木さん(当時は国会議員でした)。
「余命が短い」「死亡説」
確かな情報源からは、そんな話はどこにもありません。
アントニオ猪木さんは、もう78歳。
糖尿病や全身性アミロイドーシスなど、内科の持病も抱えています。
でもまずは腰のリハビリを受け、元気に戻ってくる日を楽しみにしていたのですが・・・。
アントニオ猪木は腸捻転で緊急手術…
アントニオ猪木さんの闘病生活について続報がありました。
なんと、腸捻転で緊急手術を受けていたそうですね。
長期入院中の“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(78)が腸捻転で緊急手術を受けていたことが11日、分かった。腰のリハビリを続けていたものの、体調が悪化し、5月中旬に都内の病院で手術を受けた。現在は回復傾向にあり、この日、猪木氏は電話でコメントを寄せ、復活への意欲をにじませた。体重は激減しているが、「もうちょっとで俺も元気になる」と退院を目標に前を向いた。
出典:ENCOUNT(2021.6.12)
なんと、1月から入院したまま、転院を挟みつつも退院はまだできてなかったんですね。
腸捻転とは、その名の通り、腸が捻じれてしまう病気です。
便が通過できずに詰まってしまったり(腸閉塞)、血行障害で腸そのものが壊死(腐って)しまうこともあるのです。
参考:MSDマニュアル家庭版
報道では、アントニオ猪木さんの病状は快方に向かい、ご本人も復帰を目指してリハビリを続けているとされていました。
【現在】アントニオ猪木は自宅で死去…、死因は?
2022年10月1日、アントニオ猪木さんは自宅でお亡くなりになりました。
享年79歳。
死因ははっきり明かされていませんが、難病「全身性アミロイドーシス」で闘病中だったことを強調して、各メディアで報じられています。
様々な病状悪化が重なって、あの世へ旅立たれたのでしょう。
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一時代を築いたプロレスラーが、またひとりこの世を去ったことが悲しくてなりません。