2021年7月8日、元卓球選手の福原愛さん(32)の離婚が成立したと報じられました。
福原愛さんは、台湾人で卓球選手の江宏傑(ジャン・ホンジェ)さんと2016年に結婚。
長女・長男のふたりの子どもがいました。
福原愛さんの離婚騒動で、大きく注目を集めたのは、その子どもの親権です。
福原愛さんについては、
- 福原愛さんの「不倫疑惑」報道
- 2021年1月に日本に単身帰国し、子どもとは別居状態
これらが条件的には不利に働くとみられていました。
もし夫の「単独親権」なら、福原愛さんが子どもに会うことも、禁止される可能性が大きかったのです。
一方で、夫の江宏傑さんについても、
- 福原愛さんへの「モラハラ疑惑」
これが大きく報じられていました。
福原愛さんの現在、再婚彼氏や子ども・親権、今の住まいや会社「omusubi」まで総まとめはコチラ
結果としては、「共同親権」を勝ち取った福原愛さん。
離婚後も、母として子どもに関わることが出来るようになりました。
ヨカッタネ(*’▽’)。
そうなると、注目はこれです。
愛ちゃんは、子どもを日本に連れてこれるのか?
そもそもは、「子どもたちを日本の幼稚園に入れたい」と語っていた福原愛さん。
「共同親権」も含め、子どもを日本に連れてくる切り札はあるのでしょうか?
福原愛が離婚!子供は共同親権に!
福原愛の子どもは二人
福原愛さんには、子どもが二人います。
長女あいらちゃんは、2017年10月13日生まれの3歳。
長男こうくんは、2019年4月3日生まれの2歳。
写真を見ると、目がパッチリして、福原愛さんにそっくりです。
かわいい盛りの年齢ですね。
2021年1月から日本に一時帰国して以来、福原愛さんはお子さんに会えないままです。
同年2月18日放送のトーク番組「徹子の部屋」に出演したときには、
- 今後は、日本に拠点を移そうと思っている
- 子どもたちは、日本の幼稚園に入れたい
そう語っていた福原愛さん。
今も、子どもたちに会いたくて、辛い気持ちのまま過ごしていることでしょうね。
福原愛が選択した「共同親権」とは?
台湾人と結婚後に移住し、子育てもかの地で行っていた福原愛さん。
子どもたちが現在も台湾にいることもあり、離婚については、台湾の法律が適用されます。
台湾では、離婚後に認められる親権は二つあります。
- 単独親権・・・父・母のいずれかが親権者となる
- 共同親権・・・離婚後も、父・母が共同で親権を持つ
単独親権の場合、親権を持てなかった方は、子どもに会うこともできなくなる例が多いです。
ただ共同親権なら、子どもたちに関わり続けることができるのです。
ちなみに日本では、「共同親権」認められていません。
今回の福原愛さんの件では、「共同親権」に注目が集まり、SNSでもトレンド入りしましたね。
ただ、福原愛さんの場合は、問題はまだあります。
それは「養育権(父・母のどちらが育てるか)」です。
台湾では、共同親権を選択しても、「養育権」で揉めることが多いのだとか。
福原愛さんは、
- 日本に拠点を移すこと(小学校の同級生と会社「omusubi」も設立した)
- 子どもたちは、日本の幼稚園に入れたい
- 2021東京オリンピックに向けて、卓球関連の仕事も予定されている
そんな事情があると報じられています。
福原愛さんにとっては、「共同親権」だけでは不十分。
子どもたちを日本に連れてくることが、やっぱり重要でしょうね。
福原愛が子どもを日本へ連れてくることは可能?
福原愛さんが子どもを日本に連れてこれるかどうか。
これについては、現時点ではかなり難しい状況です。
その理由はこうです。
福原愛さんの離婚騒動が報じられたとき、まず話題になったのは、「ハーグ条約」の存在でした。
ハーグ条約とは、国際結婚の破綻などで、一方の親が子どもを母国に連れ去ってしまうことを防ぐ国際条約です。
双方の親が同意していない状態では、子どもに出国許可を出さないことや、既に出国した場合は元の居住国へ返還命令が出されます。
なお、日本はハーグ条約に批准していますが、台湾はそうではありません。
なので当初は、福原愛さんも子どもを日本に連れてくることが可能だと言われていたのです。
ところが現実はうまくいかないものです。
台湾メディアは「福原が子供を日本に連れて帰れない可能性」を報じていた。
台湾の大手ポータルサイトにも掲載されたそのニュースで、台湾の弁護士は、「もし彼らが離婚するつもりであるならば、まず裁判所に子供の養育などについて判断を下してもらう必要がある。また、福原が子供を一方的に連れて帰ることのないよう、江は裁判所に子供の出国を認めないよう申し立てを行うことになる」と指摘している。
台湾の刑法では、離婚が成立していなくても、親がもう1人の親の同意なく20歳未満の子供を連れ帰ると、罪に問われる可能性があるという。
出典:NEWポストセブン(2021.4.23)
あら、まあ。
台湾の法律では、
国際結婚の夫婦でも、片方が同意しなければ、20歳前の子どもを国外に連れ出せない
ということは、共同親権の場合も同じです。
福原愛さんが子どもたちを日本に連れてくるには、
- 元夫の江宏傑さんが同意する
- 子どもたちが成人し、自分の意志で来日する
このどちらかになるようですね。
福原愛の子どもは共同親権!離婚後に日本へ連れてくる切り札になる?まとめ
離婚が成立した福原愛さん。
残る問題は、台湾に残してきた子どもさんたちのことでしょう。
【チェック!】福原愛さんは、お母さんの介護問題も抱えています・・・↓
さて、話を戻します。
そもそも福原愛さんが来日したのは、日本に拠点を移す準備のため。
すぐに台湾に戻り、子どもたちが幼稚園を受験するタイミングで、日本に帰国する予定だったのだとか。
日本では認められていない「共同親権」を選択した福原愛さん。
これは、子どもたちを日本に連れてくるための「切り札」になれば良かったのですが、現実としては難しそうです。
子どもたちの成人を待つか、元夫の江宏傑さんが再婚し、親権を放棄する以外に、現時点では解決策はなさそうですね。
この件については、良い続報を待ちたいです。