2021年6月22日、東京都の小池百合子知事が入院を発表しました。
東京都の知事公務は、6月27日(日)まで多羅尾 光睦 副知事が代行するそうです。

普段の知事公務に加え、新型コロナ対策に東京オリンピックと、大変に多忙だったと推測される小池都知事。
それにも関わらず、いつもきちんとした身だしなみで、メイクやマスクなど気を使われているのも印象的でしたね。
「過度の疲労」で静養が必要と発表された小池百合子さん。
都知事として、どのくらい過密スケジュールだったのかをまとめました。
また、都知事の公務以外にも、小池百合子さんを悩ませているとされる理由も紹介します。
小池都知事が休養・入院を発表!
小池都知事に異変!やつれた様子で会見に・・・
「小池都知事は、いつ寝てるの?」
元々、そんな心配の声が挙がっていた小池百合子さん。
2021年6月22日に都庁から出席したオンライン会議で、小池都知事には異変が起きていました。

消え入りそうな声、息が切れるような様子・・・。
メイクはきちんとされていますが、何だか顔色も優れないように見えました。
小池百合子さん自身も、
「すみません。声がかれていまして・・・恐縮です」と話しています。
その後、夜に予定されていたニュース番組への出演も中止。
そして小池都知事の入院と静養が発表されたのでした。
鉄人とも称される小池都知事が入院とは、よほどの理由があったはずです。
小池都知事の過密スケジュールとは?
小池百合子さんの入院・静養の理由については、東京都からは「過度の疲労」と発表されています。
「こんなに頻繁に都庁に出勤する知事は、今までいなかった」
こんな都職員の証言が過去にも報道されていますね。
そんな小池都知事の過去数日のスケジュールは、こちらです。

- 6月18日(金):都庁ワクチン接種会場の視察・定例会見・臨時会見
- 6月19日(土):総理大臣と会談(オリンピックの観客上限数など)
- 6月20日(日):公務はお休み、勉強会(感染状況について)
- 6月21日(月):オリンピック五者協議
- 6月22日(火):観光関連の有識者会議・コロナワクチンに関する会議・・・
小池都知事は、視察・会見・協議会への出席が連日続いていたことがわかります。
発言がいつも注目される小池百合子さん。
もちろん、ただ会議・会談に行けばいいのではなく、入念な準備や現場責任者との打ち合わせもあったでしょう。
週1回、日曜日は公務がありませんが、小池都知事にとっては「お休み」ではありません。
毎週日曜日に、「感染状況の勉強会」の行っていたのだとか。
つけ加えると、小池都知事の過密スケジュールは、もう半年以上も続いているのです。
赤い部分がは、全部公務などで出勤した日です。

「年末年始も、元旦以外はほとんど仕事をしている」
そんな都職員の証言も報道されていますね。
あら、まあ。
改めて見ると、何だか言葉を失うレベルの多忙ぶりでしたね。
小池百合子さんが「過度な疲労」で入院するのは、当然のことだったかもしれません
小池都知事の入院について、過労以外の理由とは?
かなりの過密スケジュールで多忙だった小池百合子さん。
この過労状態が入院の原因であることは、間違いないでしょう。
ただそれ以外にも、小池都知事の心労として話題になっていることがあります。
そういえば、カンニング竹山さんとのトラブルもありましたね・・・↓
小池都知事の支援者が逮捕!?
ひとつめは、太陽光発電関連会社「テクノシステム」の融資詐欺事件です。
金融機関にうその書類を提出して約11億円の融資をだまし取ったとして、東京地検特捜部は27日、横浜市西区の太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長・生田尚之容疑者(47)ら3人を詐欺容疑で逮捕し、発表した。特捜部は、生田容疑者らが融資金を借金返済に充てる自転車操業をしていたとみている。
出典:朝日新聞(2021.5.27)
この事件で逮捕された生田尚之容疑者は、テクノシステム社名義や個人名義で、2013年・2015年に小池百合子さんの政治団体や政党支部に政治献金をしているのです。
また小池百合子さんと近しい人物にも、「テクノシステム」との深い関係性が取沙汰されました。
「週刊文春」(6月10日号)は「11億詐欺逮捕社長は小池百合子のタニマチだった」と報じた。
両者の濃密な関係を築いたキーマンがいる。小池氏の“いとこ”を自称する水田昌宏氏だ。小池氏が環境大臣の際には大臣秘書官、その後、公設秘書を務めた。
〈水田氏が「最高顧問」のような立ち位置でテクノ社に出入りし、外注費の名目で毎月50万円支払われていた〉と「週刊文春」は告発している。
出典:日刊ゲンダイ(2021.6.16)
この件に関して、小池百合子さんが直接関わった事実は出ていません。
でももし、「いとこ」さんに捜査がおよぶことがあれば、小池都知事の政治団体にも飛び火する可能性は否定できないでしょう。
政治の世界とは、本当に難しいものだと考えさせられます。
小池都知事に「ペットロス説」?

小池百合子さんには、大切な小さな家族がいます。
それは、ヨークシャーテリアの「そう」ちゃん。
メスの小型犬で、小池百合子さんが環境大臣だった2003年頃から飼いはじめたのだとか。
2021年には18~19歳になるご長寿犬です。
愛犬家でもある小池都知事は、公約として「犬・猫の殺処分ゼロ」政策も進めていますね。
またコロナ禍以降、小池都知事が身に着けて話題になった布マスクは、近所の犬中間からのプレゼントでした。
そんな小池百合子さんの愛犬に「何かあったのでは?」と心配する声があるのです。
小池氏は、総理大臣の「総」から名前をつけた愛犬〝ソウちゃん〟をかわいがっていることで知られている。
政界関係者は「18歳ぐらいのメスのヨークシャーテリアです。その愛犬が亡くなったという説が出ています」と指摘する。もしペットロス症候群になっていたとしたら、その悲しみを乗り越えるのは難しいだろう。
出典:東スポWEB(2021.6.23)
それが事実なら、小池百合子さんにとって、本当に大きな心労でしょう。
でももちろん、「そう」ちゃんが亡くなった・・・なんて、確証のある情報は公開されていません。
むしろ「ロス」に陥って、心労がたまっているのは、「そう」ちゃんの方でしょうね。
小池百合子さんの多忙・過密スケジュールを考えると、愛犬と過ごす時間はどんどん減っていたでしょうから。
追記:小池都知事の愛犬は亡くなっていた
やはり小池百合子さんの愛犬は亡くなっている可能性が高いですね。
2021年6月23日にスポーツ新聞で報道がありました。
別の関係者によると、小池氏が20年近く飼ってきた愛犬でメスのヨークシャテリア「そう」ちゃんが今月、亡くなったという。「総理」が名前の由来なのは有名で、小池氏はそうちゃんを溺愛していた。
出典:日刊スポーツ(2021.6.23)
ただし、小池都知事の証言ではありませんから、
「愛犬は、体調を崩しているだけ」
なのかもしれませんが、どうなんでしょう。
小池百合子さんと愛犬についてのまとめは、こちらをどうぞ↓
小池都知事に異変!入院理由は過労以外に支援者逮捕の影響やペットロス説もある?まとめ

良くも悪くも、「女帝」「鉄人」と評される東京都知事の小池百合子さん。
2021年6月22日に入院・静養と、数日間は公務から離れる(副知事が代行)ことを発表しました。
小池都知事の様子や入院の要因をまとめると、
- 入院直前は、明らかに不労困憊の様子だった
- 特に2021年になってからは、ほぼ休みを取らない過密スケジュールだった
- 太陽光発電関連会社「テクノシステム」の融資詐欺事件で支援者が逮捕されている
- 愛犬を亡くした「ペットロス説」もあるが明確な根拠はない・・・
かつて小池百合子さんは、自身の働き方について、こんなことを語っています。
私にも反省すべき点があります。
(注:2016年)12月2日の定例会見では、私自身の「ライフ・ワーク・バランス」の点数を聞かれ、「はっきり言って最低です。あまりいい見本ではないかもしれません」とお答えしました。
知事は「24時間営業」であり、就任から今日まで休みなく走り続けています。ベッドの中でも、「次は何をしようか」とか「こんなことをやればおもしろいだろうか」などと思索を巡らせています。残念ながら、ほかに趣味らしい趣味もありません。
出典:PRESIDENT online(2016.12.13)
小池都知事・・・。
ポリシーとして掲げるのは自由ですが、本当に「24時間営業」で知事をやったらダメでしょう。
倒れてしまってはどうしようもないですから、「休むことも仕事」と方針を変えてほしいものですね。
政策に賛否両論あるものの、日本で初めて誕生した「女性の東京都知事」です。
それにダイナミックな方針決定の一方で、弱者にスポットライト充てる政策をいくつも実行していることは、もう少し評価されてもいいと思うのです。
小池百合子さん、復帰後の活躍を応援しています。