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【画像】kokiの帯ふみ動画、炎上したヴァレンティノCM動画は何が問題?中国人だけでなく、日本人ディレクターも関与?

Kokiの炎上動画#帯踏み動画 炎上・問題発言

木村拓哉さんの次女、Kokiさんが出演したヴァレンティノ(Valentino)のウェブCM(プロモーション動画)が大きな批判を浴びています。

問題の動画では、Kokiさんが帯の上をハイヒールで踏んで歩く映像があり、

  • 民族衣装の冒涜では?
  • 日本の文化を下に見ているのでは?
  • ハイファッションだからって、どんだけエライわけ?

そんな批判が上がったのです。

最近では、報道ステーションのウェブCMも炎上しましたね。

今回は、イタリアのハイファッション「ヴァレンティノ」の動画が炎上です。

実際のプロモ動画は既に削除されていますが、いったいどんな内容だったのでしょう。

何が問題だったのか、画像で確認してみました。

中国人カメラマン(フィッシュ・チャン氏)が撮影し、日本人ディレクター(松本ツバサ氏)が動画編集したとの情報もまとめています。

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Kokiが出演したヴァレンティノ動画の内容は?

ネット上では、#帯踏み動画などとタグつけられたヴァレンティノのプロモーション動画。

既に削除されていますが、問題になった場面はこちら。

出典:ヴァレンティノ公式ページ

出典:ヴァレンティノ公式ページ

屋外の階段に敷かれた帯。

その上を、Kokiさんがハイヒールで踏みしめながら歩いています。

出典:ヴァレンティノ公式ページ

ゴツゴツとした岩の上に敷かれた帯の上で、大股開きでポーズを取るKokiさん。

一瞬ですが、畳の上で土足で座り込んでいるかのような場面もありました。

欧米人がイメージする「エキゾチック・Japan」ってこと?

うーん、Kokiさんには何の罪もありませんが、あんまりいい気分ではありません。

着物をぞんざいに扱われたようで悲しい。

しかも帯は、着物そのものより、手が込んていたり高価なものもたくさんあります。

膨大な作業量と職人の高齢化もあり、帯も着物も、本物は少なくなりつつあります。

不鮮明な画像なので断定できませんが、加賀友禅を彷彿とさせる華やかな帯も使用されていました。

もし本物なら・・・。

職人さんの気持ちを思うと、胸がしめつけられるような気分です。

実際、このヴァレンティノのプロモ動画を批判する意見の多くは、日本文化への冒涜を憤るものだったようです。

日本好きの外国人の方のコメントも。

動画炎上について、ヴァレンティノの対応は?

問題の一連の動画は、2021年3月半ばから、ヴァレンティノ公式サイトやInstagramなどで公開されていました。

しかしネット上で批判が広がり、炎上状態になった3月29日にいずれも削除

その後もしばらくは、Koki出演のプロモ動画のみYouTubeで公開されましたが、3月30日にはそれも非公開となりました。

なお、3月30日時点では、ヴァレンティノ側の公式見解・発表はありません。

ヴァレンティノは、世界中にファンを持つハイファッションのブランドです。

製品のほとんどは高価ですし、それを購入できるのは、だいたいが富裕層でしょう。

それは日本でも同じです。

つけ加えると、着物・帯の中心的な購買層も、日本ではやはり富裕層なのです。

何かひとこと、コメント出した方が良くないでしょうか、ね?

Kokiの帯踏み動画は、中国人カメラマンの指示?それとも日本人ディレクター?

静止画像やフォトワークは、中国人カメラマン

今回大きく批判を浴びて炎上したヴァレンティノ広告ですが、これらのイメージを練り上げ、写真撮影したのは、中国人カメラマンでした。

出典:GINZA

彼女の名前は、フィッシュ・チャン(Fish Zhang)

中国の深圳市の出身で、ロンドンの大学を卒業後、2014年に来日。

ファッションフォトグラファーとして、国内外に顧客を有しているのだとか。

そのフィッシュ・チャン(Fish Zhang)氏が出版した写真集には、撮影スタイルについてこんな記載があります。

映画などからインスパイアされた独特の構図や色彩感覚と、ストロボを多用したエロティックかつシュールな世界観が魅力で、女性ならではの感性で被写体の魅力を引き出し、多くの女性たちの支持を集めている。

出典:TANG TAO(Fish Zhang)

そして炎上してKokiさんの動画については、寺山修司監督の映画『草迷宮』にインスパイアされたとInstagramに書き込んでいますね。

草迷宮」とは、もともとは泉鏡花の中編小説が原作です。

これは伊豆市葉山の邸宅を舞台にした怪奇小説で、1908年に出版されました。

そして、それを1978年に映画化したのが寺山修司監督。

寺山修司監督と言えば、アングラ演劇で活躍したひとですが、耽美的で幻想的な映画も高く評価されています。

その映画「草迷宮」に影響を受けて撮り下ろしたのが、Kokiさん出演のヴァレンティノ動画だった・・・。

そう、フィッシュ・チャン(Fish Zhang)氏は主張しているのです。

そもそも日本の映画がお好きだったようです。

ちなみに寺山修司監督の映画「草迷宮」は、こちら。

確かに、登場人物が帯を踏んで走っている映像はあります。

出典:草迷宮

出典:草迷宮

出典:草迷宮

出典:草迷宮

でもね。

これは前後のストーリーや音楽、映像がつながってこそ、独特の深い世界観は感じ取れるものでしょう。

ここで抜粋した画像だけでは、深いも浅いもなく、何のことやらではありませんか?

フィッシュ・チャン(Fish Zhang)氏も、アイディアのひとつとして、表面上の場面を切り取っただけなのかもしれませんね。

そうだとしたら、モデルとした出演したKokiさんは、ちょっとお気の毒なような気もします。

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広告動画を作成したのは、日本人ディレクター!?

炎上したヴァレンティノ広告は、静止画も動画も、イメージや世界観は共通のものです。

映像作品を作る上で中心的な働きをしたのは、中国人フォトグラファーのフィッシュ・チャン(Fish Zhang)氏でした。

ただ、それら画像などを編成し広告動画を作り上げたのは、日本人ディレクターだったのです。

そうですか、日本人が企画・制作の中心にいたのですか。

その日本人ディレクターとは、松本ツバサさんです。

出典:松本ツバサInstagram

松本ツバサさんは、フリーランスの映像ディレクターで、ニューヨークと東京を拠点に活動しています。

慶應義塾高等学校に在学中から映像作品の監督を始め、後に自主退学。

渡米後にニューヨーク州立大学で、Film TV Productionを専攻していますね。

卒業後はフリーの映像監督・ディレクターとして活動し、2018年に帰国。

最近は、テレビCMも多く手がけているのだとか(洋服の青山、龍角散ダイレクト、ソフトバンク・・・)。

今回のKokiさん出演のヴァレンティノ・プロモーション動画(そして静止画)。

テーマになっている世界観は共通です(「草迷宮」にインスパイアされたというアレ)。

なので、演出方法などをメインで指揮したのは、中国人カメラマンのフィッシュ・チャン(Fish Zhang)氏でしょう。

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でもね~、と思います。

フィッシュ・チャン氏は、中国人です。

日本文化や民族衣装について、知らないこともあったでしょう。

他国の民族衣装を踏んづけてもいいって感覚は解せませんが、まあ、さておき。

フィッシュ・チャン氏がこの演出方法を説明したとき、松本ツバサさんはどう思ったんでしょうね?

【松本ツバサ氏の公式ホームページのアートグラフィー】

Koki出演のヴァレンティノ動画も紹介されているが、詳細ページは非公開(出典:松本ツバサ公式ホームページ

ちなみにプロモーション動画が炎上して以降、松本ツバサさんのInstagramは非公開になっています。

公式ホームページにも、何にもコメントはナイ

残念に思います。

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ヴァレンティノの広告動画、何が問題だったのか

DI.VA(モデルKoki)出典:Fish Zhang Instagram

そもそも今回のキャンペーンは、ヴァレンティノが多様性の価値に取り組むことを表現したもの。

決して、他国の文化や民族衣装を貶める目的ではありませんでした。

本キャンペーンは、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリが、メゾンの価値を体現する人物をフィーチャーしたもの。

「DI.VA」とはDifferent Values(さまざまな価値)を意味し、多面的な個性をもつ人たちを指している。

(中略)

多様性と個性、自由な自己表現を讃えるメゾンの姿勢が表れた本キャンペーンには、Kōki,をはじめアジアのアイコンが出演している。

出典:Numero Tokyo(2021.3.19)

Koki出演のヴァレンティノ動画の炎上騒動では・・・

  • Koki帯を踏んづけて歩いたり、畳に土足で座り込んだりした画像・動画が流れた。
  • 日本文化や民族衣装を冒涜したり、下に見ているのでは?と批判が上がった
  • 演出を担当し撮影したのは、中国人写真家だった(日本文化へ理解が足りなかった?)
  • 映像をまとめて動画編集したのは、日本人ディレクターだった

願わくば、Kokiさんが経験を重ねて成長し、次回このような企画に出会ったときには、自分で違和感を伝えられるようになるといいなって思います。

追記:Valentino Japanの公式Twitterで、コメントを発表(2021.3.31)

炎上騒動が始まってからずっと、沈黙を守ってきたヴァレンティノ(Valentino)でしたが、2021年3月31日に公式Twitterでコメントを発表しました。

Kokiさんが踏んで歩いていたのは、帯ではなく、「帯のような何か」なんですって。

実際に何だったのかより、「どう見えたか」が重要なんじゃないかって、愚考するのですがどうでしょう。

だって、広告プロモーションですもんね。

せっかくの晴れ舞台に泥を塗られた形のKokiさんですが、この経験だって得がたいものであるはず。

次のお仕事には恵まれるといいですね!